就活と聞いて「インターンシップをやらなきゃ!」と考える人は多いはずです。
最近の調査ではインターンシップに実際に参加したことがある学生は約8割と言われ、インターンシップは現在の就活で欠かせないものになっています。
インターンシップについて大学生の早い段階から詳しく知っておくことは損になりません。自分の目的に合わせてどのインターンシップをやればいいかを知っておきましょう!
そもそもインターンシップとは?
本来インターンシップとは、海外では一般的な実務インターンのことを指し、就業前に即戦力となるために経験を積むためのものです。
一方日本では、実務インターンとは異なる「就活インターン」が主流です。就活のためのものであるので、仕事する上で必要な能力を身につけるというよりも仕事を体験するという意味合いが強いです。
就活インターンは3つに分類することができます。分類ごとに見ていきましょう。
就活インターンの分類
<1>セミナー型(1日)
企業の説明を聞くセミナーのようなプログラムが一般的です。主に企業について一日で一気に知りたい就活生向けです。
またグループワークなどが設けられているものもありますが、短い時間に限られているので得られるものが少ないケースがあります。
<2>プロジェクト型(1週間程度)
グループワークや業務体験を中心に行えます。主に就活生向けのインターンシップですが、一部は学年不問の場合もあります。
また、課題に対して社員の方から直接アドバイスをしてもらえる機会もプログラムに盛り込まれている場合が多いので、参加により短期間で自分の力を高めることができます。採用に直結する可能性が高く、ワークそのものが選考になっているケースが多いです。
<3>実践型(数ヶ月〜数年)
実際に社員と同じような業務を任せてもらい、働くことができます。主に1〜3年生、就活後の4年生が対象でビジネススキルを身につけたい学生向けです。
海外で一般的な実務インターンと同じ体験ができるので、実践型インターンは他の2つに比べて成長したいという意欲の強い人に向いています。
実践型インターンは他の2つとは大きく異なるので詳しく見ていきましょう。
実践型インターンのメリット
・自分の将来像をイメージできる!
実践型インターンで実際に仕事を体験してみることで、自分の興味ある職種を身近に感じられるので、自分の将来像を具体的にイメージできるようになります。
また、早いうちに興味のある職種を体験することで、就職活動前に合う・合わないを判断できるので就職後のミスマッチを減らすことが可能です。
・就活で圧倒的に有利に!
実践型インターンの経験は就活において大きなアピールポイントになります。
サークルの幹事長やバイトリーダーの経験も十分に素晴らしい自己アピールですが、実際就活が始まると、ほとんどの就活生が面接で同じようなことをアピールするので他の学生に埋もれてしまう可能性があります。
一方で、大学1、2年生の頃からインターンシップに参加している学生は少ないので、その経験で他の学生と差をつけることができます。
また、すでにインターンシップ先で実務経験を持っているので即戦力として評価されることもあります。そのためインパクト・スキルの両面で企業からの評価も高く、面接で必ず質問される「学生時代最も頑張ったこと」のストーリーとして非常にオススメです。
まとめ
①就活インターンは就業体験が目的
②就活インターンはセミナー型、プロジェクト型、実践型の3種類がある
③1,2年生でも実践型インターンはできる
インターンシップにはいくつかの種類があり、それぞれにメリットがあります。
自分にあったインターンシップを選べば、自分の将来にむけて大きく前進できます。自分の目的に合わせてインターンシップを選びましょう。
特に実践型インターンは他の2つと異なり、1,2年生でも参加できます。どんどん挑戦してみましょう!