就活って何をいつすればいいの?〜日系企業就活の一般的なスケジュール〜

就活と聞いても最初は何をやればいいかわからないから不安ですよね。こんな漠然とした就活への不安を断ち切るには、まず就活の全容を知ることが必要です。就活の一般的なスケジュール、就活の期間中にやっておくべきことを把握して一気に就活への不安を解消しましょう!

    

日系企業の一般的な就活スケジュールは上の図の通りです。ここで注意してほしいのは、外資系企業のスケジュールは異なるということです。外資系企業は経団連に参加していないため、日系企業とは異なるスケジュールで採用が行われます。今回は日系企業を対象とした就活スケジュールについて解説します。

就活前期(3年6月~3月)

就活前期は本格的な就活開始に向けて準備をする時期です。

6月に夏季インターンシップへのエントリーが一斉にスタートとなり、7月〜9月の夏季休暇中に1day〜数日間のインターンシップや長期のインターンシップなど様々な形で実施されます。

この時期に多くの就活生が就職に向けて活動し始めます。同時にOB・OG訪問も盛んになります。

就活中期(3年3月~4年5月)

就活中期はエントリーシート(ES)の提出・Webテスト/筆記試験などの選考が本格的にスタートする時期です。

各企業が今年のHP上の採用ページや新卒ナビサイト上で採用情報を開示します。早い企業では3月末をエントリーシートの提出期限としており、年々早期化傾向にあります。選考に向けて企業が本格的に活動を始めます。

就活後期(4年5月~12月)

就活後期は選考シーズンです。5月〜6月は大手企業を中心に面接のピーク時期となります。

 

就活がうまくいくかどうかは、「就活前期中期にどれだけしっかり準備をしたか」に左右されます。納得のいく形で就活を終えられるように早め早めに行動しておくことをおすすめします。前期・中期でそれぞれどんな準備を行うべきかについて解説していきます。

 

前期にやっておくべきこと

1,自己分析、企業・業界研究、

2,WEBテスト対策(テストセンター、SPI、Cab、Gab、TGwebなど)

3,インターンへの参加

4,ES対策

5,学内外就活ガイダンスへの参加

1,自己分析、企業・業界研究

自己分析は就活において最も重要です。自己分析をきちんと行い就活の軸をはっきりさせておくと、ESや面接を通して芯の通った内容を伝えることができます。

詳しい自己分析の方法はこちら

自己分析のあとは企業・業界研究をしましょう。

自分の興味ある業界以外の業界も幅広く調べて、本当に自分にその業界があっているかを確認しましょう。

研究の方法としては、企業のホームページの採用情報ページや就職情報サイトを見て、企業・業界ごとに特徴をまとめることが一般的です。

2,WEBテスト対策

業界によって使用する適正試験が異なるので、まずは自分が興味のある業界・企業でWEBテストが使用されているのかを事前に知っておくことが必要です。その後、そのテストに合わせた対策をしましょう。

対策には、問題集を解いたり、就活情報サイトを見ることがおすすめです。

 

3,インターンへの参加

インターンに参加する学生は年々増加傾向にあり、今や就活において欠かせないものとなりつつあります。インターンに参加することで、企業に就職することへのイメージがつかめるので参加しておくと良いでしょう。

夏のインターンは選考よりも企業理解を進めることが主な目的です。だから、強く興味がある企業でなくても参加しておくことをおすすめします。

秋冬のインターンは選考に関わる場合が多く、面接やESの提出を求められる場合があります。エントリー前のこの時期に面接・ES対策をしておくことが必要です。

 

4,エントリーシート対策

エントリーシートは、4年の春ごろから提出を求められます。準備を早期に進めることでエントリーシートの通過率が格段に上がります。

 

5,学内外の就活ガイダンス

就活に対して高い意識やモチベーションを持つことは、就活をスムーズに行う上でかなり重要です。早い時期に就活ガイダンスに行って自分の就活への意識を高めておきましょう。

 

中期にやっておくべきこと

1,面接対策

2,グループディスカッション対策

1,面接対策

選考に面接は欠かせません。面接練習は親・友人・キャリアセンターなどに手伝ってもらい、実際に対面で模擬面接を行い、フィードバックをもらうのが一番良い対策になります。どうしても一人で練習しなければならない場合は、自分で面接をしている動画を撮りながら行うことがおすすめです。動画で確認しながら練習をして改善を重ねましょう。ちなみにツイングでも面接対策を行っています。詳しくはこちらから。

2,グループディスカッション対策

グループディスカッションは一人で対策するのが難しいですよね。対策には大学・企業・人材会社などが主催するグループディスカッションのイベントへの参加がオススメです。

練習時に意識するべきポイントは次の5つです。

■協調性・傾聴力

■理解力・思考力

■主張力・論理性

■リーダーシップ

■積極性

この5つは人事が見ているポイントなのでしっかりおさえましょう。

もっと詳しくグループディスカッションのコツを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

まとめてみると、やらなければいけないことがたくさんあってうんざりしますね。でも、やることがわかっていればそれに合わせて対策することができます。スケジュールをしっかり立てて、早め早めの行動を意識して就活を乗り切りましょう!